“好かれる”より“響かせる”へ──三味線が教えてくれた覚悟
こんにちは~毎日暑いですね💦
最近ではスイカが主食になっている湊馨人です😆❤
今日は、趣味とはいえ芸術活動の一端をになっている私の喜びと覚悟をシェアしていきますね~💖
お稽古で、ふと先生に聞かれました
「表現者として、万人に好かれたい?それとも熱狂させたい?」
私はつい、「やっぱり…万人に好かれたいです」と答えてしまいました
すると先生は、優しい口調ながらもはっきりと
「その考え方だと、芸があるところでストップするよ。
“嫌われない演奏”ばかり気にしてたら、自分が本当に望む音は出せなくなる」
と仰いました
その瞬間、雷に打たれたような気がしました・・・
私、ずっと【間違えないように】【浮かないように】を大切にしてきたかもしれない…
だって、みんなと一緒に演奏するとき、音を合わせることや空気を乱さないことが大切だと思ったし、そのことに一生懸命だった
でも、それは【正しさ】の中の 表現でしかなかったんだ、と気づいたんです
「音色(ねいろ)」という言葉を聞いたことがあると思います
それは単に音の高さや強さじゃなくて、演奏者の【生き方】や【感情】までも乗せられる、まさに魂の響き。
色気のある音って、ただ単純に整っているだけじゃない
むしろ、どこか【にじみ】や【揺らぎ】があって、人の心を引き込む・・・
だからきっと、熱狂される演奏というのは、【技術】だけじゃなくって、【自分の感情や経験、生き様のど真ん中】で弾いた音なんだろうなって思ったんです
それに気づいてから、私は「みんなに好かれる演奏」より、「誰かの心に突き刺さる演奏」を目指したいと思うようになりました
そして、これは、私の占い師兼、講師活動にも新しい可能性をもたらしてくれました😆❤
あ!もちろん、みんなと合わせる時は合わせますよ!
でも、自分一人で弾く練習の時、音を出す瞬間は、「私にしか出せない音を出そう」って、腹をくくるようにして、練習したんです
そうすると、先生から演奏が終わった後に「最近、いい顔するようになってきたね」「音も前と全然違うよ」と言ってもらえるようになったんです
完璧じゃなくても、自分の内側と三味線がつながったような、そんなムズムズするような嬉しい実感が少しずつ出てきました
技術を磨くことと、自分の“音”を磨くことは、違う
万人に好かれる演奏を練習しても、熱狂を生むような音は生まれない…
だから私はこれからも、【上手な音】より【心に響く音】を目指して、三味線に真摯に向き合っていきたいと思います
それが、表現者としての覚悟なのかもしれません🤗✨
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