人見知りでも変われた!三味線で身につけたコミュ力と継続力
三味線を習い始めてから、もう10年以上が経ちました。月日が経つのは早いですよね!こんにちは!湊馨人です😆❤
今振り返ると、この楽器を通して技術だけでなく、「人との関わり方」や「精神的な成長」まで学ばせてもらったんだなと、しみじみ感じています。
仕事では、立場や役割が明確なので、ある意味での“建前”や“効率”が優先されることも多いですよね。
三味線の世界では、それとはまったく違う空気があります。
自分の先生に対しては、有無を言わさず「はい」と答える潔さと、教えに全力で応えようとするひたむきさが求められます。
それが当たり前の世界。だからこそ、素直さや信頼関係がどれほど大事かを、身をもって学びました。
私にも弟子(私はタロットの先生をしています)ができてからは、教える立場の難しさや深さを実感しています。
どんな声かけをすれば伝わるのか、落ち込んでいる時にはどう接するか、勢いがあるのはいいことだけど、天狗になって周りが見えていないようならどう冷静に諫めるか。
時には、伝える内容以上に“伝え方”が大事なんだと痛感することもあります・・・
適当で曖昧な表現で指導はできません。
だからこそ、自分自身がどれだけ真剣に私が伝えるべき内容と向き合っているか、日々問われ続けています。
(そして、これは、先生が常に三味線に対して思われていることで、私に伝えてくれているから、先生のようになろうと思えるんです)
私…本当に飽きっぽい性格なんです。
そんな私が、10年も続けてこれたのは奇跡!
先生がよくおっしゃる「芸を磨くことは、人を磨くこと」という言葉を、今では心から実感しています。
コツコツ努力するって、私にとっては一番苦手なことだったのに(笑)
さらに、三味線を始めてから、人との関わり方にも変化が出てきました。
「甘える」とか「頼る」とか、以前はちょっと苦手でしたが、今は少しずつできるようになってきたかなってw
相手とのちょうどいい距離感や、関係性の呼吸みたいなものも、会社員時代より上手くつかめるようになってきた気がします。
正直、辞めたくなったことも何度もありました。
音に向き合い、人と関わり、支えられ、励まされながら歩んできたこの10年は、私の人生にとって何よりの宝物🌸
だから、今の私がいるのだと思います。
三味線ひとつで、ここまで学べるなんて、始めた頃には、想像もしていませんでした。
けれど、だからこそ、これからも大切に続けていきたいと思えるのです。
もしここまで読んでくださったあなたが、人間関係に苦手意識やコツコツすることが苦手なら、三味線を習ってみるのもいいかもしれませんよ😆❤
体験レッスンでお待ちしております。
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