基礎を学びなおすー勘所の抑え

今日は「勘所の抑え」で気づいたことをシェアしたいと思います。

ところで三味線に全くかかわっていない人ご存じないと思いますが、

三味線にもギターのように音を出すときに抑えるポイントがあります。

それを【かんどころ(勘所)】といいます。


なぜ勘所というのでしょうか?

まあ、私も知らないんですがwww

三味線にはギターみたいに音程を示すガイド(区切り)がないんです💦


だいたいこの辺り😄✨みたいなところに、初心者の間はシールなどを貼って、
腕の感覚で覚えるんですよ❕ 
感覚…だいたいの勘…だから勘所?

で、この勘所…抑える場所が超!微妙なんです。


まあ、初心者のうちは場所がずれて、少々音程がずれていても、
本人が気付かないので問題ないと思います。

周りのベテラン勢はムムム😅ズレとるがな となりますがwww


しかし、自分自身がベテランになって音の違いが分かり始めたのに、

勘所の場所にドンズバ💥ドンピシャ🎯で当たらない時のストレスたるや💦

そりゃあ、悲惨です( ノД`)シクシク…


では、どんな時にぴったりと勘所に当たらないのか?

それは

1.遠く離れた勘所に移動して、素早く弾き始める時

2.中指や薬指で少し離れた勘所を人差し指と同時、または交互に弾くとき

初心者の間は難しくても、3年も練習していると、

ゆったりとした曲調の時、心に余裕があるときは勘所を間違えることがなくなります。

ですが、上記の1,2は自分の中に明確なコツができていないと
ベテランになっても難しいのです💦

焦って微妙な音で弾いちゃうんですよ


そこで私なりに見つけた勘所を抑える時のコツ・1の場合をシェアします。

まず、ゆったりした時にきちんと抑えられるならば、


どんなに遠く離れていようが、続けてスムーズに弾くときであろうが、
今日初めてのポジション(勘所)だ!
という意識で前の音の場所とは意識を切り離します。

実は、このスピーディーにとか、スムーズにという意識が、
三味線の正しいフォームを崩したり、体に力が入って勘所までの移動距離を
十分に確保できなかったりする訳です。


え!コツってたったこれだけ?と思われたかもしれません。

いえいえコツはまだまだあります。
でも、最初の前提として一番大切な部分です。


一流と呼ばれる人たちの練習方法

一流と呼ばれる人たちは、演奏家でもスポーツマンでも、

基礎の姿勢・正しい姿勢を丁寧にゆっくりと体にしみこませます。

焦ったり、中途半端なレベルで次々と難易度を上げても崩れたフォームで積み上げたら、
まるでジェンガのようにレベルが上がれば上がるほど崩れ落ちてしまうことを知っているからです。


私は、このことを知っていながら、
結局周りの先輩たちへ追いつきたい焦りや
上手くなりたいという欲に負けて、
丁寧に心を落ち着けて一音一音を大切にしてこなかったので、

今さらながら、修正しているという訳です😭

という訳で私が私のために見出したコツは
焦らないでフォームを固定したまま演奏する
ということでした。


勢蓮先生が
「焦ってフォームが崩れているよ。リズムを取ろうとして頭が上下して体と太鼓(竿)の位置がずれている」
と指摘して下さったから得られた気付きでした。

まあ、この言葉自体は表現を変えて何度も仰っていただいてて、
今回の気付きのように自分流に咀嚼して言語化するまでに時間はかかってるのですけどね😭



もし、このブログをご覧いただいている貴方が、まだ初心者で

勘所の上達に悩んでおられるなら、まずは一度ゆっくりと一音一音を大切にすることを頭に入れて、体に場所を覚えさせることを焦らずに取り組んでくださいね。

ベテラン勢の貴方は、もっと詳しくコツを学びたいと思われたなら、

一度、勢蓮先生の体験教室までお問い合わせください(^▽^)/



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