お茶時間(プライドが邪魔をする)
こんにちは湊馨です。今日もお茶の時間に大切な事を教えていただいたのでシェアします。
高すぎるプライドを持っていると楽器演奏のみならず、人間関係でもいろんなシーンで損をすると言われました。私はプライドが高く、失敗が嫌いなタイプなので、以前はよく注意を受けていたので、今日もプライドの高さの話になりました。
プライドが高いとは?
自分以外の誰かに負けたくない。失敗して叱られたくない。だから、無理やり努力してきた頑張り代を無遠慮に踏み荒らすなよ!といったガードする心じゃないでしょうか?
だけど、ほとんどの人が競争社会で育ち、評価されることを生きがいのようにしている現代では、不健全なプライドが横行しているねと
蓮先生と話しました。
蓮先生自身、若い頃に勢諷先生(先生の先生)に「誰かに勝とうとせず、自分の三味線に向き合いなさい」と指導されてきたそうです。
芸事において上達するためには不健全なプライドが邪魔をすることを、良く知っておられるから、私たち弟子にも「プライドを捨てろ」と指導されています。
そして、「ただひたすらに自分の三味線に磨きをかけなさい」とも。
本当に必要なプライドとは?
それは、自分自身あるいは自分が培った物事に対し、誇りを持つことだと私は考えます。
正しく、自分自身を認める力。完璧にできても出来なくても自分を卑下しない、人と比べて落ち込んだり優越感を持ったりしない心が本来のプライド(自信を持つ・誇りを持つ)だと思います。
結果、楽器が健全なプライドを育成する?
私自身、自分を守り、必要以上に誇示するための「プライド」に覆われていたので、まったくもって耳の痛い話です。
しかし、三味線が上達するにつれ次第に自分に自信が身に付き始めました。
むかし、「夢を叶えるゾウ」という書籍がベストセラーになりました。
その本の中に「自分を変えたい、成長して人間力を上げたいなら楽器を習うと良い」といった内容が書かれていました。私はこの言葉に触発されて子供のころから習いたかった三味線の世界に足を踏み入れたのです。
その数年前の決断に「よくやった」とエールを贈りたいw😊👏👏✨
プライドが高いという状態は、周りも迷惑?だけど、一番自分がしんどいんじゃないかって思います。
長唄・三味線を習うことで自信がついて、無駄なプライド減っていくなら素晴らしいことではないでしょうか?
高いプライドで困っている方はぜひ、一度体験レッスンにお越しくださいませ😊💖
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