基礎を学びなおすー調弦時の糸巻の握方

こんにちは!湊馨です。今日も基礎を学びなおしてまいりましたよ(^▽^)/

今日の復習内容は調弦時の糸巻の握り方です。


まず初めに

「糸巻」とは何でしょうか?

三味線の竿の上の部分に簪(かんざし)のように見える3本の棒を「糸巻(いとまき)」といいます。
(他にもねじめ・音締めと言ったりするようです)

この棒にそれぞれ弦(糸)を巻いていくことで、ピーンと弦を張ることができます。


調弦とは?

調弦とは、曲に合わせて音階を変えることをいいます。

だいたい長唄の場合は、一曲の中で音階が何度か変わります。
調弦によって音階が変わると曲の雰囲気もがらりと変わるので面白いです。

ですが・・・初心者のころは「知らない曲は、終わるタイミングがわかりづらい💦」という

体験を何度もしました。通常1曲辺り15分前後はありますしね💦

そして、この調弦を行う時に糸巻きを握りしめて手首を回転させます。
弦を引きのばす方へ回転することで音階を上げる。
ゆるめる方向へ回転させると、音階を下げる。という風に音を変化
させます。


ここからが今日の復習の本題でえす。

実はスムーズに調弦をするためには基礎ー三味線の構え方に書いたように、
胸を張って手首のスナップを効かせることが、やはり大切になります。


そしてこの時に、「糸巻」の棒を掌のどこで握るのか・・・?


もしかしたら、え!そこなの?普通そうじゃないの?と思われるかもしれませんが・・・


掌と指の折れ目の部分、最初の関節の溝に糸巻を添わせるように
小指・薬指と中指をメインにしっかりと握りこみます。

人差し指・親指はガイド扱いです。

そして、この溝の部分から少しでもずれて手のひら側(親指より)に持つと、
途端に力が抜けてきます。


でも、これって言われないと気づかなくないですか?😞💦

そう、私はずっと掌の真ん中あたりに糸巻がきていたんです。驚きです。
いや巻き込むから外から見るとそれでも正解に見えるのです!!
だから私だけじゃないはず!!!


このようにしっかりと握りしめるから、
一気に1オクターブ上まで弦を引きのばしたりできるのだと、
今更ながら気づきました。

もしかしたら、糸巻が緩んで音ズレが発生するのも弦の張力だけでなく、
しっかりと竿に糸巻がねじ込めていなかったからなのかも?!

今日から一発で調弦できるように練習していきたいと思います。


もし、このブログをご覧いただいている貴方が、
糸巻きの扱いや調弦の上達に悩んでおられるなら、少しでも参考になれば幸いです。


以前三味線を習われていた方、三味線を始めてみたいと思われる方、
是非一度、勢蓮先生の体験教室までお問い合わせくださいね(^▽^)/


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